Blog Updates: 2025 World Congress on Kinesiology & Sports Science

こんにちは。修士2年の淺沼です。

10/25~10/27の3日間、韓国の済州島で開催された「2025 World Congress on Kinesiology & Sports Science」に参加して参りました!!

初の韓国、初の済州島ということも相まって緊張しておりましたが、沢山の先生方の貴重なお話を聞くことができ、大変充実した学会期間を過ごすことができたと感じております。

A large glass building with a sign

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SPOからは細川先生、淺沼、傅さん(M1)の3名が参加いたしました。

細川先生は2日目のシンポジウムにて、ASPETARのDr. Chirs EshとLoughborough UniversityのDr. Lee Taylorとご登壇されました。Dr. Lee Taylorから暑熱馴化のお話を聞けて、個人的には非常にテンションが上がりました(笑) 細川先生は、労作性熱射病のプレホスピタルケアについてお話しされました。プレホスピタルケア実施のための準備の重要性を改めて感じました。

A group of people standing in front of a projector screen

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傅さんは初学会ポスター発表、初国際学会参加👏 ポスター演題内容は「持久性体力とピロカルピン誘発性局所発汗量の関係」でした。沢山の方とコミュニケーションをとっていて頼もしかったです

A person standing next to a poster

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私は3日目に口頭発表でした!初の口頭発表での採択だったこともあり、口から心臓が飛び出そうなくらい緊張しました(笑)ピロカルピン誘発性の局所発汗量と有効汗腺数の日本の春から夏にかけて変化について発表させていただきました。

A hand holding a book next to a computer

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もっとスムーズな質疑応答ができれば…と悔しさも残りましたが、座長の方から発表内容を褒めていただき少し自信もついた、そんな貴重な経験になりました!!

A view of a harbor from a window

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M2 淺沼富美

Blog Updates: SAFE Project 2025 総括

こんにちは、修士2年の小林です。

今年度もSAFEプロジェクトに参加しましたのでご報告します!

SAFE(Sugadaira AED for Everyone)プロジェクトとは、日本ラグビーフットボール協会安全対策委員会の支援の下2022年度より運営されているAEDの普及、菅平を安全な環境にする事を目指したプロジェクトです。

今年もAEDの配備や救命講習会に加えて、ラグビーアンビカ―が8月の土日とお盆の期間で菅平高原クリニックに待機して活動しました。

ラグビーアンビカ―には医師、看護師、救急救命士が同行しており、上田広域消防と連携しながら要請があった場合には現場に駆けつけて対応します。

ラグビーアンビカ―の他にもマンパワーが必要な場合に搬送の補助をする救急救命士やインターン学生が乗車する搬送補助車も配備され、ラグビーアンビカ―や上田広域消防、菅平高原クリニックと連携し、菅平高原部での緊急時に安全安心を提供できる救護体制の構築を目指して活動を行いました。

私もクリニックに待機して現場急行車と連携を図ったり、国士舘や桐蔭横浜の学生と一緒にラグビーアンビカ―や搬送補助車に乗って現場に急行したりしながら、菅平での救護活動を行いました。

SAFEでは普段の現場での活動と違って対応する症例は緊急性が高いものや緊急性の有無の判断が必要なものがほとんどでしたが、緊張感のある活動だからこその学びがたくさん見つかりました。

特に現場に帯同するアスレティックトレーナーとして、選手個人の情報の管理や救急要請時の正確な情報の伝達といった事の重要性を実感することが出来ました。今回の様な救護チームや救急隊にとって要請があって初めて傷病者の情報収集が始まるため、受傷起点や既往歴、ポジション、さらには氏名や生年月日といった選手個人に関する情報は非常に重要であり緊急時に即座に提供できると救護の活動がスムーズになる事を実感しました。EAPの準備に加えて救急要請時に必要な情報をまとめることもアスレティックトレーナーの緊急時に備えた重要な役割であることを改めて認識する事が出来ました。

また、救急の医療に携わる方々や救命士を目指す学生、アスレティックトレーナーを目指す学生と交流した事でたくさんの気づきがありました。それぞれの環境でどのような思いで活動しているか、どんなやりがいを感じているかどんな悩みがあるかなど。それぞれが様々な思いを持って活動をしていて、この期間は菅平というラグビーの聖地の安全を守るというひとつの目的のために力を合わせる。多職種連携の重要な部分に触れることが出来たような気がしました。

今年度の活動を通して、菅平でSAFEプロジェクトが行っているすべての活動が救命の連鎖を繋げることに大きく貢献していることを改めて実感し、SPOで学んでいるスポーツセーフティについて自分にできる事は何かを改めて考えるきっかけになりました。菅平には本当に多くの学びがあることを実感しました。

また、活動期間からは少し空きますが、10/23(木)にSAFEプロジェクトの報告会が桐蔭横浜大学で開催されました!

当日は菅平で一緒に活動した国士舘と桐蔭横浜の学生と久しぶりに再会して交流しました。報告会では桐蔭横浜と国士舘の学生による発表があり、救命士学生と学生トレーナーのそれぞれの視点の違いや菅平での交流を通して学んだ事などが聞けてとても興味深い発表でした。

また、上田広域連合消防本部からのご報告もあり、SAFEプロジェクトに関わる活動の広がりを実感しました。アスリートの安全を実現する為には多職種での連携がどれほど大切かという事を、報告会を通して改めて学ぶことが出来ました。

細川先生からはSAFEプロジェクトに関わる研究成果報告としてBJSM掲載と経緯について発表がありました。ACSMで発表させていただいた際も感じましたが、世界的に見ても菅平は特異的でありSAFEプロジェクトの取り組みへの注目度の高さを感じました。

最後になりましたが、本プロジェクトを支援頂いている日本ラグビーフットボール協会安全対策委員会や菅平高原観光協会の皆様、また本プロジェクトに関わる全ての方に深く感謝申し上げます。

菅平での活動と報告会を受けてSAFEプロジェクトやスポーツセーフティに対してこれから自分がどんな形で貢献できるか改めて考えるきっかけになりました。

来年も菅平で活動できるよう日々精進したいと思います!

M2 小林和音

Blog Updates: 東京世界陸上 #2

こんにちは。

5期生の藤田です。

9月13日(土)〜21日(日)に開催された「東京2025世界陸上競技選手権大会」において、持久系アスリート(マラソン・競歩選手)を対象とした研究補助に関わらせていただきました。

今回の研究は、暑熱環境下で行われる陸上競技大会に向けた準備や当日の行動、そしてそれらが試合でのパフォーマンスに与える影響を明らかにすることを目的として実施されました。私は、試合前日トレーニング中のマラソン選手の汗採取補助や、競歩選手のレース前後における体重測定補助を担当させていただきました。

試合前の大きな舞台に挑む選手の闘志を間近で見ながら、臨機応変に対応する必要があり、また選手にストレスを与えずに研究を完了させる難しさを実感しました。このような正式な研究活動に携わるのは初めてで、研究現場で求められる責任感と柔軟性の重要性を学ぶことができました。

さらに、9月19日(金)には早稲田大学小野記念講堂にて「GLOBAL SUMMIT ON ATHLETICS SCIENCE & MEDICINE」が開催されました。今回開催された東京2025世界陸上に合わせて行われたこのシンポジウムには世界各国から研究者や関係者が参加されており、細川先生も「これほど多くの国の方が集まるシンポジウムは初めて」とおっしゃっていました。

私が特に印象に残ったのは「遺伝子検査」に関するトピックです。陸上競技の女子種目における公平性を確保するために導入されたこの制度は、東京世界陸上が初めて適用される大会となりました。長年にわたって議論が続けられ、導入に至った経緯などを拝聴させていただき、非常に興味深かったです。

また、登壇された先生方がどのようなキャリアを歩み、今に至っているのかを知ることができたことも、大きな学びとなりました。特に「これまでの人生の選択に迷いはなかった」という言葉には強い刺激を受け、自分自身の将来について考えるきっかけにもなりました。

私たちの師匠である細川由梨先生も、労作性熱射病に関する話題を発表されていました。

先生はお忙しい中、直前まで発表の準備を重ねていたと伺い、その真摯な姿勢に強く心を打たれました。今回の研究活動では、準備段階から当日まで、国際的な舞台でご活躍される先生のご活動を初めて間近で拝見することができ、大変感銘を受けました。授業以外で先生の研究活動に触れる機会はこれまで多くはなかったので、改めて、素晴らしい先生のもとで学ぶことができて幸せだなと感じました。

陸上競技の長距離・競歩に取り組む私は、大学入学当初から2025東京世界陸上に出場することを目標にしていました。しかし、実力不足で競技者として出場することはできませんでした。競技者として出場は叶いませんでしたが、細川先生の専門分野である暑熱順化に関する研究で、「研究補助」という立場から世界陸上に関わることができ、このような機会に恵まれたことは本当に嬉しい限りでした。この経験がもう少し早ければ、もしかすると進む道が変わっていたかもしれない…と感じるほど、充実した1週間となりました。多くの新たな視点を得ることができ、残り少ない競技生活や今後の人生に必ず活かしていきたいと強く思いました。

(競歩選手として、日本選手が男女共に3位入賞でメダルを獲得していたのはとても興奮する結果でした!)

最後に、このような貴重な経験をさせてくださった細川先生、世界陸連の皆様、大塚製薬の皆様、そして心を動かす瞬間をたくさん魅せてくださった選手やサポートスタッフの皆様、東京2025世界陸上に関わった全ての方々に心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!

5期生 藤田真美加

Blog Updates: 東京世界陸上 #1

こんにちは!
5期生の木村七海です。

この夏、東京で開催された世界陸上で、研究プロジェクトの一員として実験に参加させていただきました。
自国開催という特別な舞台で、世界トップレベルの選手を対象にデータ収集を行うことができ、とてもワクワクしました。

会場では、競技前の緊張感や多くの関係者の動きを間近で見ることができ、授業や研究室実験では決して味わえない現場の空気を体験しました。慌ただしい中で、正確な測定を行うためには入念な準備が欠かせないことを改めて実感しました。

また細川先生が国内外の多くの関係者とたくさんコミュニケーションをとり信頼関係を築いている様子を拝見し、研究はデータだけでなく、人とのつながりで成り立っていると感じました。私ももっと積極的にコミュニケーションをとれるよう努力していきたいです。

大会期間中には観戦の機会もありました。目の前で見るトップアスリートのパフォーマンスは、テレビで見るのとは全く違う迫力で、感動しました!とっても楽しかったです☺️

さらに、大会に合わせて開催されたGlobal Summit on Athletics Science & Medicineにも参加しました。ここでは世界中から研究者や医療スタッフが集まり、最新の知見や取り組みを共有していました。

普段SPOでは熱中症について学ぶことが多いので、今回のカンファレンスで低ナトリウム血症に関する発表を聞けたことは新鮮でとても勉強になりました。世界陸上の現場でも、予想外に涼しかったり、湿度が低かったりすると、水分摂取量と発汗量のバランスが崩れ、低ナトリウム血症につながる可能性があることを実感しました。熱中症とはまた異なる視点から水分補給の戦略を考える機会となりました。
このほかにも、興味深い発表がたくさんあり、世界各国で選手の安全とパフォーマンス向上のために働いている人がたくさんいることを実感して感動しました。

(↑細川先生の発表の中でSPO5期生が出てきて嬉しかったです😻)

今回の東京大会とカンファレンスでの経験を通じて、研究と現場どちらの面白さも体験することができました。このような貴重な機会をくださった細川先生に、心より感謝申し上げます。今回の経験を糧に、これからも学びと挑戦を続けていきたいと思います!

5期生 木村七海

Blog Updates: 第14回日本アスレティックトレーニング学会学術大会

こんにちは。6期生の森島です。

9月6日・7日、帝京平成大学で開催された「第14回アスレティックトレーナー学会 学術大会」に参加しました!

初めてAT学会に参加しましたが、たくさんの知見を得られ、とても有意義なものでした。SPOの仲間も多く参加していました。

SPOからは、M2の淺沼さん、小林さん、卒業生の辻内さんがポスター発表を行い、細川先生が口頭発表を行いました。先生、先輩方の発表を聞き、将来私もあんな風に発表してみたいなと思いました!

6日で一番印象に残ったのは、SIG2のハイパフォーマンススポーツ「高校・大学生アスリートの外傷・障害予防に向けた取り組みと課題解決」です。対話形式で行われ、年齢、性別など関係なくグループ分けされ、理学療法士の方や、鍼灸師をお持ちのATの方、またATとは関係ない仕事をしていらっしゃる方など、自分の環境とは全く違う方たちが集まり、対話形式でお題について話し合いました。私のチームには、ベテランの方もおられ、その方の話を聞いているととても興味深い考えが聞けました。このようなベテランの方や、違った環境の方と対話をすることはなかなかないので、とても貴重な経験となりました。

7日の朝7時40分から、モーニングセッション「共通セミナー 日本ストライカー株式会社・松吉医科器械株式会社 スキルアップ あなたのCPRスキルの向上は命を救う確率を高めます」に参加しました。先着30人にポケットマスクが配られ、それを使用し人工呼吸の練習も行われました。コロナ禍で人工呼吸は感染リスクが高いため、行わないとされており、人工呼吸を実際に行うのはこれが初めてでした。また、胸骨圧迫と人工呼吸の点数をつけるコーナーもあり、100点満点中98点でした!CPRに対して少し自信がつきましたが、実際に行うとなるともっと焦るだろうし、練習通りにはいかない可能性が高いので、もっと練習するべきだと感じました。

7日の最後には、表彰式が行われ、M2の淺沼富美さんが「若手研究者奨励賞」を受賞しました。先輩がこのような活躍をされるのは、とてもうれしく、同じSPOとして誇らしいです。私も先輩方のように頑張ろうと思いました!

今回初めてAT学会に参加し、難しい内容の発表もありましたが、自分自身の興味のある発表も多く聞くことができ、とても楽しかったです。また、多くの先生方、他大学の方にもお会いすることができ、出会いの場にもなりました。他大学の学生トレーナーの方がどのような活動をしているのかも知ることができ、今後の自分自身の活動に活かそうと思います!

来年は6月に幕張メッセで開催予定です。来年も参加したいと思います!

6期生 森島百咲

Blog Updates: ヒートデックリハーサル

こんにちは。修士2年の淺沼です。

8/3(日)に秩父宮ラグビー場で実施された、World Lacrosseに向けたHeat deck デモに参加してまいりました。来年の女子大会、再来年の男子大会のために沢山の運営の方尽力されていることを感じることができた1日でした。

Heat deckのデモンストレーションでは、テントの設営やアイスバスのセットアップ、アイスバスへの搬送方法などを実施しました。私個人としては、何度かHeat deckデモを経験させていただいてので、再度流れを確認するために非常に良い機会をいただきました。また、実際にレクチャーする際のポイントなどを学ぶこともできました。

A group of people sitting on the ground

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アイスバスのセットアップの際は、30kg相当の氷をバスの中に入れ、どの程度水が冷えるのか、氷がどのくらいの速さで溶けてしまうのかなどを実際にみることができました。日曜日の秩父宮ラグビー場では、30kgが5分程度で完全に溶けてしまいました。30kgと聞くと多すぎるように感じてしまいますが、溶けるのは一瞬で改めて日本の暑さに感じました!(この暑さでは氷はいくらあっても足りないですね…😖)

来年のWorld Lacrosseは非常に楽しみになる1日でした!!このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!

M2 淺沼富美

Blog Updates: ACSM 2025 (小林)

こんにちは、M2小林です。

American College of Sports Medicine 2025 @ Atlantaに参加しました!

初の国際学会でしたが、往復の飛行機の便がどちらも欠航になって空港近くに延泊、翌日の代替便で移動という今まで経験したことの無い大変な旅となりました。(楽しみにしていたUGA訪問も叶わず、、、)

さらに、往路では発表で使用するポスターが入った手荷物が経由地のHoustonに置き去りになるというトラブルもあり、ポスター発表前日の25時に届くという波瀾万丈なスタートとなりました。

トラブルだらけの旅とは裏腹に、学会期間中はすごく楽しく過ごすことが出来ました!国際学会の会場の大きさ、参加者の数、トピックの種類など規模の大きさに終始圧倒されていました。

暑熱&水分補給がすごく充実しており、毎日様々なセッションが行われていた事が印象に残っています。

特に、暑熱対策戦略のシンポジウムでお話されていたチームスポーツにおける暑熱適応の獲得を、練習負荷と暑熱負荷を同時に管理する事で、過密なチームスケジュールと同時進行で実施するというものが興味深く感じました。

チームスポーツのサポートをしていて悩みの種である暑熱馴化をどのように進めるかという疑問に対する1つの答えを教えていただいたような感覚でした。

また、初の国際学会でのポスター発表でしたが、SAFEプロジェクトに関する抄録をfeatured abstractとして選出して頂き、receptionで発表する機会も頂きました。

Receptionの会場は熱気に溢れるポスター会場と雰囲気が一味違ってとても緊張していましたが、たくさんの人にポスターを見て頂き優しく質問やコメントを頂いて、あっという間の1時間でした。

改めてSAFEプロジェクトの一員として国際学会で発表の機会を頂けたこと、SAFEプロジェクトに関わる全ての方々に感謝申し上げます。

毎日たくさんの学びと出会いがあり、来年もこの場所に来たいとそう思える初の国際学会参加となりました。

研究と英語の勉強もっともっと頑張ります!!

M2 小林和音

Blog Updates: ACSM 2025 (徐)

こんにちは!今年度からD1に進学しました、徐 松林です!

アメリカ・アトランタで開催された ACSM(American College of Sports Medicine)2025に参加してきました!🇺🇸 世界中のスポーツ科学・運動医学のプロフェッショナルが集まる超ビッグイベントでした。実は今回で 2年連続の参加。去年よりも少し余裕を持って楽しめた気がします!

🌞 暑熱&ハイドレーション系の発表が大充実!

今年は特に「暑熱HEAT」や「水分補給Hydration」に関する発表が目立っていて、自分の研究テーマと重なる部分も多く、とても勉強になりました。
普段日本で触れる情報とはまた違った切り口や考え方が多くて、視野がグッと広がった気がします!

🗣️ Poster会場の熱量がすごい

Posterセッションでは、参加者同士の距離が近くて、いろんな人に声をかけたり、かけられたり。議論が始まるとどんどん話が盛り上がって、気づけば何十分も立ち話していたり(笑)
こういう空気感が、やっぱり国際学会の醍醐味ですね!

⚽ 夜はアトランタ・ユナイテッドの試合へ!

せっかくアトランタに来たので、MLSのアトランタ・ユナイテッドFCのホームゲームも観戦してきました!これが想像以上に大迫力で、スタジアムの一体感とサポーターの熱さに完全に圧倒されました🔥「スポーツって、やっぱり文化なのだな」と実感。

📝 2年目だからこそ、見えてきたものも

2回目の参加ということで、学会の流れや会場の雰囲気にも少し慣れて、去年よりもリラックスして多くのセッションや交流を楽しめました。去年とはまた違った視点で話を聞けたり、質問したりできたのも自分にとっては大きな成長でした!

✈️ 来年もまたこの場所へ

たくさんの刺激と学び、そして新しい出会いにあふれたACSM2025。来年もまたこの場に戻ってこられるように、日々の研究を大切にしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

D1 徐松林

Blog Update: ACSM 2025(淺沼)

こんにちは、M2淺沼です。

American College Sports of Medicine 2025 @ Atlantaに参加してまいりました!2回目の国際学会参加となりましたが、やはり規模の大きさに驚きます😳

まず、ACSMに参加する前にジョージア大学の見学の機会をいただきました。

アメフトのスタジアムや大学の周りの街並みを見ることができました!綺麗な庭園やジョージア大で最初にアメフトが行われたと言う中庭などもあり感動でした…。(とにかく広く、見学の終盤はヘトヘトでした😅)

さて、本題のACSMですが、プレカンファレンスから興味深いトピックが数多くありました。

その中でも本Blogでは、occupational heat stressについてのトピックについてお話しさせていただきます。労働者への暑熱ストレスの緩和方法や労作性熱疲労・労作性熱射病の予防対策についてのお話が中心に進められていました。発表者の方が何度も口に出していたのは「アスリートへの対応はそのまま労働者の方に対応させることは難しい」と言うことでした。これは労働者を研究対象としていく上で重要なバックグランドであることは理解しているつもりでしたが、言語化してどのように異なるのかを十分に考える良い機会になりました。また、現在の労働者に対する暑熱環境下での作業ガイドラインが一般的な成人男性を対象にしているものであることもピックアップされていました。女性や高齢者の方に関する研究がこれからより進んでいくことになるかと思います!(アンテナを立てておかないとですね!)

続いて、私の発表についての感想もこの場を借りでお話しさせていただければと思いますJ

最終日の午前中のFree Communication/ Posterのセッションでの発表でした。昨年の夏に参加したFalmouth Road Raceのメディカルボランティアの方々の労作性熱射病のプレホスピタルケアに対する態度がレース前後でどのように変化するかについて、まとめました!英語で自分の研究をまとめ、発表するという非常に良い経験ができたと感じております。

来年はSalt Lake Cityですね!来年も参加できるように、研究も英語の勉強も頑張ります💪

M2 淺沼富美

Blog Update: 世界陸連主催のレース医療研修会(2日目)

こんにちは、SPO 修士1年の淺沼です。

2/28・3/1に世界陸連主催のレース医療研修会に参加してまいりました!

2日目の内容については浅沼が担当させていただきます。

2日目はインドネシアやオーストラリアなど海外からの様々なバックグラウンドを持った方々がいらっしゃり、様々なお話を聞くことができ大変勉強になりました。

2日目の午前中は実際にマラソン地図を用いて、給水所や救護所のレイアウトをチームで考え、そのディスカッションを行いました。

各国ごとに救急車の配備方法、必要な有資格の医療スタッフの数の違いなどが大きく出ていました。インドネシアでは各テントや救急車1名以上の医師が配置されている一方で、オーストラリアやカナダでは医師や看護師は病院での診察などに大会中も従事しており、パラメディックなど他の医療従事者の方が大会救護を支えているとお話しされており、各国のレース中の医療体制の違いに驚きました。

世界陸連の方から、シンガポールマラソンのレイアウトの解説もあり、選手やその周りの家族まで考慮されたレイアウトになっており、主催者側の皆さんの大変さを改めて痛感しました。

午後は、1日目と同様に突然心停止・運動関連低ナトリウム血症・労作性熱射病の陸上競技に見られる代表的な3つの疾患をトピックにその評価や対応方法について学びを深めました。

労作性熱射病の評価方法であるプローブ式直腸温計での深部体温測定は、馴染みのない方も多い印象でした。自分たちのレースで状態の悪化をどのように防げるかを考えていらっしゃり、ディスカッションの中でも大いに学びを得ることができました。

今回初めてレース医療の運営側を見ることができ、大変勉強にありました。

今年の9月には暑い日本で、世界陸上のアツい戦いが見られることを楽しみにしています!

M1 淺沼富美