Media Update: “3つのH”に気をつけて!スポーツ中の事故 防ぐには

「NHKみんなでプラス」に細川准教授のコメントが掲載されました。スポーツの安全対策はまずリスクを正しく知ることからです。

https://www.nhk.or.jp/minplus/0012/topic033.html

また、関連記事として細川准教授がポストドクトラルフェローで所属していたKorey Stringer Instituteや、研究に携わっていたNational Center for Catastrophic Sport Injury Research (NCCSIR)の取り組みについて紹介されている記事はこちらです:

「データの活用」でスポーツ事故防止に取り組むアメリカ
https://www.nhk.or.jp/minplus/0012/topic038.html

New publication: 季刊栄養教諭

季刊栄養教諭に新しい論文が掲載されました。

細川由梨. 水分摂取行動について考える. 季刊栄養教諭.2023;71: 14-19.

本論文では、新潟大学の天野准教授と制作した「からだと水分」の動画を紹介しながら、子どもにおける水分摂取行動の重要性について紹介しています。

New Publication: Instructor hand book

国士舘スポーツプロモーションセンターと東京都の共同事業、Instructor hand bookの熱中症に関連するセクションの執筆を細川准教授が担当しました。

令和4年度「東京都と大学の共同事業」
「-After TOKYO 2020- レガシーの発展による『未来の東京』の実現」
スポーツ事故ゼロを目指した安全・安心な環境の提供

細川由梨.3. スポーツ中における緊急度の高い危険な傷病.3. 熱中症 (Heat ). In 国士舘スポーツプロモーションセンター編行著.Instructor hand book. 2023.

細川由梨.5. パラアスリートを対象とした安全管理体制と競技特性.7. パラアスリートの熱中症対応について. In 国士舘スポーツプロモーションセンター編行著.Instructor hand book. 2023.

New Publication: 日本生気象学会

細川准教授が委員を務める日本生気象学会・熱中症予防研究委員会より、新しい冊子が公開されました。

日本生気象学会・熱中症予防研究委員会 .日常生活における熱中症予防 第3版.2023. 

本冊子は「日常生活における熱中症予防指針 Ver.4」の内容を、より広く利用してい ただくために、一般市民の皆様に向けて分かりやすく、できるだけ平易な表現でまとめ たものです。

https://seikishou.jp/cms/wp-content/uploads/008ab7fdbb0b958314827de9a7b8c74c.pdf

2023 ACSM Annual Meeting & World Congresses

2023年5月30日〜6月2日に米国コロラド州デンバーで開催される 2023 ACSM Annual Meeting & World Congressesで田島千紘さん(M1)のポスター演題が採択されました。

Tashima C, Otomo M, Hosokawa Y. Previous Exposure To And Perception Of Sports-related Concussion Among Collegiate Lacrosse Athletes In Japan.

New Publication: Frontiers in Sports and Active Living

Frontiers in Sports and Active Livingに新しい論文が掲載されました。

Otani H, Goto T, Kobayashi Y, Goto H, Shirato M, Hosokawa Y, Tokizawa K, Kaya M. Thermal strain is greater in the late afternoon than morning during exercise in the gym without airflow and air conditioning on a clear summer day. Frontiers in Sports and Active Living. 2023. 5:1147845. Doi: 10.3389/fspor.2023.1147845.

本研究では一般的に体育館で実施されるバドミントンの練習に着目して、空調や換気のない体育館環境において午前と午後で選手らが感じる暑熱ストレスに差があるのかを検討しました。結果として午前よりも午後の方が暑熱ストレスが高いことから、屋内競技とはいえ、相対的な熱中症リスクは時間帯によって変わる可能性が示唆されました。

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fspor.2023.1147845/full

New Publication: British Journal of Sports Medicine

British Journal of Sports Medicineに新しい論文が掲載されました。

Goosey-Tolfrey V, Hosokawa Y, Webborn N, Blauwet C, Adami PE. Infographic. Prehospital management of exertional heat stroke at sports competitions for Paralympic athletes. British Journal of Sports Medicine. 2022. doi: 10.1136/bjsports-2022-106278

この記事では、Hosokawa et al. Prehospital Management of Exertional Heat Stroke at Sports Competitions for Paralympic Athletes. British Journal of Sports Medicine.2022;56(11):599-604. doi: 10.1136/bjsports-2021-104786 で公開された内容をinfographicの形式にまとめています。

https://bjsm.bmj.com/content/early/2023/01/04/bjsports-2022-106278

第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会

2022年11月12日〜13日に開催された第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会で、SPOからは以下の発表がありました。

細川由梨. 提言書から始まる学術活動. 日本アスレティックトレーニング学会合同シンポジウム.第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会.(オンデマンド配信あり)

Hosokawa Y, Hirose N. 日本の高等学校における運動部活動中の熱中症発生率およびオッズ比と湿球黒球温度の関係. 日本臨床スポーツ医学会誌. 2022;30(4):S226.

Tashima C, Otomo M, Torii S, Hosokawa Y. 日本の大学アスリートにおけるスポーツ関連脳振盪受傷時の未報告とその要因. 日本臨床スポーツ医学会誌. 2021;29(4):S290.

New Publication: 日本臨床スポーツ医学会誌

日本臨床スポーツ医学会誌に新しい論文が掲載されました。

Yamanaka MS, Yoshimura A, Hosokawa Y, Sunagawa N, Hirose N, Kaneoka K, Kawahara T.本邦におけるスポーツ傷害(外傷・障害・関連疾患)調査の方法論に関するシステマティックレビュー. Japanese Journal of Clinical Sports Medicine. 2022;30(3):781-796.

本研究では過去に本邦において実施されたスポーツ傷害(外傷・障害・スポーツ関連疾患)調査 及び疫学研究をレビューし、それらの方法論を評価しました。傷害の分類の定義や基準に一貫性がない調査項目が複数あったことことから、統一された方法論による疫学調査の必要性が示唆されました。

https://www.rinspo.jp/journal/2020/files/30-3/781-796.pdf