日本アスレティックトレーニング学会誌に新しい論文が掲載されました。
細川由梨. 科学的根拠に基づいた提言書ができるまで.日本アスレティックトレーニング学会学術誌.Japanese Journal of Athletic Training. 2021;7(1):17-21.
「アスレティックトレーニング分野における学術的基礎」という特集の一つとして、海外ではポジションステイトメントやコンセンサスステイトメントなどとよばれる提言書ができるまでの過程について解説させて頂きました。今後は日本においてもこのような手順を踏まえたガイドラインが増えることで、専門家の知見やエビデンスに基づいた提言が現場に届きやすくなることを願っています。
https://doi.org/10.24692/jsatj.7.1_17
泉 秀幸, 笹木 正悟, 細川由梨.日本における「アスレティックトレーナー」と「トレーナー」は同じなのか?実態調査を用いた属性と業務比較. Japanese Journal of Athletic Training. 2021. 2021;7(1):127-134.
こちらの論文ではアスレティックトレーニング専門職の「名称」について、検討しています。名称の統合や差別化は職域のアイデンティティ、そして社会からどうみられたいかに直結するトピックであるため、まずは現状を把握することを目的に横断調査結果を解析しました。