「NHKみんなでプラス」に細川准教授が監修した記事が掲載されました。
これから暑さが厳しくなる季節です。万が一重症度の高い労作性熱中症に遭遇した場合にはCool First Transport Secondでまずは効果的な全身冷却を行いましょう。
Safety and Performance Optimization Laboratory
Faculty of Sport Sciences, Waseda University
「NHKみんなでプラス」に細川准教授が監修した記事が掲載されました。
これから暑さが厳しくなる季節です。万が一重症度の高い労作性熱中症に遭遇した場合にはCool First Transport Secondでまずは効果的な全身冷却を行いましょう。
こんにちは、学部4年の淺沼です。
7/8〜7/9の2日間、国際武道大学にて開催された第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会に参加して参りました。4年ぶりの対面での大会開催で、会場は非常に盛り上がっておりました!
私自身、初めての対面での学会参加ということもあり、少し緊張しておりましたが、学びの多い2日間を過ごすことができました。
1日目は、一般演題を中心にポスター発表やシンポジウムを拝聴いたしました。
様々な観点からの研究発表を聞き、アスレティックトレーニングの新しい知見を勉強することができました。学生トレーナーとしての活動や卒論執筆の上でも非常に勉強になるものばかりで、この研究結果をどのように現場に活用していくかが重要だと感じました。
2日目はSIG・クリニカルワークショップを中心に学会に参加いたしました。
どちらも新しい発見や学びの連続で、とても良い刺激になりました。
特にSIGで話題に上がった、インダストリアルアスレティックトレーナーというATの新しい活躍の仕方はこれからの社会に必要になってくると感じ、とても魅力的な働き方だと感じました。
このようにとても充実した2日間を過ごすことができました。
第12回日本アスレティックトレーニング学会に参加できたこと、大変嬉しく思います!
筒井先生は一般演題最優秀発表賞、田島さんは優秀論文賞ならびに若手研究者奨励賞を受賞されました。お二人とも本当におめでとうございます。
来年は中京大学にて開催予定です。
私もお二人の後に続けるように、研究活動(まずは卒論作成…)に励みたいと思います。
学部4年 淺沼富美
7月8−9日に開催された第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会にて、修士課程2年の田島千紘さんが優秀論文賞と若手研究者奨励賞を受賞しました。
2022年度日本アスレティックトレーニング学会誌優秀論文賞 (田島千紘, 大伴茉奈, 細川由梨.スポーツ関連脳振盪における受傷未報告の理由と因子.日本アスレティックトレーニング学会誌. 2023. 8(2) 205-218.)
第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会若手研究者奨励賞.田島千紘.「学生スポーツに関わるチームスタッフの一次救命処置講習経験と自信について」
International Journal of Sports Science & Coachingに新しい論文が掲載されました。
Grundstein A, Cooper E, Hosokawa Y. Wet Bulb Globe Temperature Variability and its Implications on Heat Stress Monitoring. International Journal of Sports Science & Coaching.
湿球黒球温度(WBGT)は熱中症リスクを定量化する指標として幅広く使用されていますが、その測定間隔について明確な指針がない点がこれまで課題とされてきました。そこで本研究では測定間隔によって活動リスク区分の過大/過小評価が生じるかを検討しました。
British Journal of Sports Medicine に新しい論文が掲載されました。
Adams WM, Hosokawa Y, Scarneo-Miller SE, Belval LN. Enhancing Exertional Heat Stroke Patient Care: Where are We Now and Where Do We Need to Go? British Journal of Sports Medicine. doi: 10.1136/bjsports-2023-106713
労作性熱射病による死を”100%”回避するために必要な応急手当のエビデンスは確立されているものの、そのエビデンスが実践(practice)として浸透している現場はまだ限られているのが現状です。このeditorialでは労作性熱射病のプレホスピタル対応の最適化を実現するために医療従事者・専門家がとるべきアクションをまとめています。
https://bjsm.bmj.com/content/early/2023/06/20/bjsports-2023-106713
こんにちは。
SPO修士2年の田島です。
5/29-6/2にかけて、アメリカ合衆国コロラド州デンバーにて開催された 2023 ACSM Annual Meeting & World Congress に参加・発表して参りました!
私にとって初の国際学会発表かつ、人生においてもほぼ初海外であったため、緊張しきりでしたが、、皆様に支えられ無事に終えることができました。
私は6/1(木) のFree/Communication Posterにて発表で、国内外問わず様々な研究者の方とディスカッションをさせて頂きました。
また、細川先生が所属されていた研究室であるKSIの皆様にもご挨拶できました。
ACSMは、スポーツ科学に関わる多くの研究者が一堂に集まる学会です。
自分の専門外との先生とのコミュニケーションを取ることができ、同じ分野でも研究の切り口が多岐に渡るため、大変学びの多い学会でした。
研究の世界は深いな…!と改めて実感いたしました。
他にもACSMには、様々なイベントが用意されております。
その1つは早朝6:00からのランニングイベントです。
人生初5K!
SPO Tシャツを着て気合いを入れ、早稲田大学の他研究室の皆様と一緒になんとか完走いたしました〜!完走Tシャツを頂き写真を撮っています!
さらにUSOPCの見学ツアーにも参加いたしました。ワクワクが高まるばかりです。
このように大変濃い1週間を過ごす事ができました。
ACSM23に参加する事ができて本当に良かったと思います!
来年はボストンですね。
参加できるように研究もランニングも?精進いたします!
M2 田島千紘
NHKラジオ マイあさ!に細川准教授が出演しました。
聞き逃し配信は来週(6/22)7:50amまでです:https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=5642_04
日本アスレティックトレーニング学会誌 に新しい論文が掲載されました。
田島千紘, 大伴茉奈, 細川由梨.スポーツ関連脳振盪における受傷未報告の理由と因子.日本アスレティックトレーニング学会誌. 2023. 8(2) 205-218.
日本の大学アスリートにおけるスポーツ関連脳振盪受傷後の未報告との関連因子として、(1)スポーツ科学専攻以外の学部生、(2)年長であること、(3)コンタクトスポーツ競技、(4)SRCに関する高い知識が明らかとなりました。一方で、(1)性別、(2)SRC教育を受けた経験の有無には関連が認められず、未報告の代表的な理由にはプレーへの執着やスポーツ関連脳振盪に関する知識や理解の欠如が認められました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsatj/8/2/8_205/_article/-char/ja
International Journal of Sports Physiology and Performance に新しい論文が掲載されました。
Galan-Lopez N, Esh C, Leal D, Gandini S, Lucas R, Garrandes F, Bermon S, Adami P, Kajeniene A, Hosokawa Y, Chrismas B, Stevens C, Taylor L. Heat Preparation and Knowledge at the World Athletics Race Walking Team Championships Muscat 2022. International Journal of Sports Physiology and Performance. 2023. https://doi.org/10.1123/ijspp.2022-0446.
本研究ではマスカット2022世界競歩チーム選手権大会に参加したエリート競技選手が、暑熱環境での競技大会に向けてどのような準備を行ったかを調査し、競技成績との関連性などについて検討しました。
日本スポーツ協会の協会誌「Sport Japan」に細川准教授が監修した夏季の運動パフォーマンスの最適化を目的とした身体冷却に関する記事が掲載されました。
細川由梨.アスリートのトータルコンディショニング Vol 1. ベストパフォーマンスのための体温コントロール.Sport Japan .2023; 67: 52-53.
https://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid661.html?pdid=175