新潟大学LEEP(Laboratory for Exercise and Environmental Physiology)の天野達郎准教授と共に制作した動画「からだと水分」を PROJECTS & RESOURCESページに追加しました。
New Publication: 日本生気象学会
細川准教授が委員を務める日本生気象学会・熱中症予防研究委員会より、新しい冊子が公開されました。
日本生気象学会・熱中症予防研究委員会 .日常生活における熱中症予防 第3版.2023.
本冊子は「日常生活における熱中症予防指針 Ver.4」の内容を、より広く利用してい ただくために、一般市民の皆様に向けて分かりやすく、できるだけ平易な表現でまとめ たものです。
https://seikishou.jp/cms/wp-content/uploads/008ab7fdbb0b958314827de9a7b8c74c.pdf
2023 ACSM Annual Meeting & World Congresses
2023年5月30日〜6月2日に米国コロラド州デンバーで開催される 2023 ACSM Annual Meeting & World Congressesで田島千紘さん(M1)のポスター演題が採択されました。
Tashima C, Otomo M, Hosokawa Y. Previous Exposure To And Perception Of Sports-related Concussion Among Collegiate Lacrosse Athletes In Japan.
New Publication: Frontiers in Sports and Active Living
Frontiers in Sports and Active Livingに新しい論文が掲載されました。
Otani H, Goto T, Kobayashi Y, Goto H, Shirato M, Hosokawa Y, Tokizawa K, Kaya M. Thermal strain is greater in the late afternoon than morning during exercise in the gym without airflow and air conditioning on a clear summer day. Frontiers in Sports and Active Living. 2023. 5:1147845. Doi: 10.3389/fspor.2023.1147845.
本研究では一般的に体育館で実施されるバドミントンの練習に着目して、空調や換気のない体育館環境において午前と午後で選手らが感じる暑熱ストレスに差があるのかを検討しました。結果として午前よりも午後の方が暑熱ストレスが高いことから、屋内競技とはいえ、相対的な熱中症リスクは時間帯によって変わる可能性が示唆されました。
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fspor.2023.1147845/full
New Publication: British Journal of Sports Medicine
British Journal of Sports Medicineに新しい論文が掲載されました。
Goosey-Tolfrey V, Hosokawa Y, Webborn N, Blauwet C, Adami PE. Infographic. Prehospital management of exertional heat stroke at sports competitions for Paralympic athletes. British Journal of Sports Medicine. 2022. doi: 10.1136/bjsports-2022-106278
この記事では、Hosokawa et al. Prehospital Management of Exertional Heat Stroke at Sports Competitions for Paralympic Athletes. British Journal of Sports Medicine.2022;56(11):599-604. doi: 10.1136/bjsports-2021-104786 で公開された内容をinfographicの形式にまとめています。
https://bjsm.bmj.com/content/early/2023/01/04/bjsports-2022-106278
第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会
2022年11月12日〜13日に開催された第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会で、SPOからは以下の発表がありました。
細川由梨. 提言書から始まる学術活動. 日本アスレティックトレーニング学会合同シンポジウム.第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会.(オンデマンド配信あり)
Hosokawa Y, Hirose N. 日本の高等学校における運動部活動中の熱中症発生率およびオッズ比と湿球黒球温度の関係. 日本臨床スポーツ医学会誌. 2022;30(4):S226.
Tashima C, Otomo M, Torii S, Hosokawa Y. 日本の大学アスリートにおけるスポーツ関連脳振盪受傷時の未報告とその要因. 日本臨床スポーツ医学会誌. 2021;29(4):S290.
New Publication: 日本臨床スポーツ医学会誌
日本臨床スポーツ医学会誌に新しい論文が掲載されました。
Yamanaka MS, Yoshimura A, Hosokawa Y, Sunagawa N, Hirose N, Kaneoka K, Kawahara T.本邦におけるスポーツ傷害(外傷・障害・関連疾患)調査の方法論に関するシステマティックレビュー. Japanese Journal of Clinical Sports Medicine. 2022;30(3):781-796.
本研究では過去に本邦において実施されたスポーツ傷害(外傷・障害・スポーツ関連疾患)調査 及び疫学研究をレビューし、それらの方法論を評価しました。傷害の分類の定義や基準に一貫性がない調査項目が複数あったことことから、統一された方法論による疫学調査の必要性が示唆されました。
Media Update: Rescue Mission
細川准教授が博士課程を修了したコネチカット大学の「Uconn Magazine」から、海上保安官の安全とパフォーマンスの最適化に向けた取り組みについてイタンビューを受けました。
Media Update: アスリートの安全とパフォーマンスを最適化する「SAFEプロジェクト」
「 WASEDA ONLINE」に今年の夏実施したSAFE(Sugadaira AED for Everyone)の取り組みについて取り上げて頂きました。
プロジェクト期間中に実施したアンケートでは、回答者の68.3%はSAFEプロジェクトがなければグラウンドにAEDを持参することができなかったことが明らかになりました。また、一次救命処置講習への参加率は医療関連資格保有者では100%であったものの、それ以外の大人の中では約半数(55.5%)に留まったことから、チームメディカルスタッフのいない部に向けた重点的な人的および物的リソースの必要性が改めて確認されました。
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/sports/20221017.php
New Publication: Journal of Science and Medicine in Sport
Journal of Science and Medicine in Sportに新しい論文が掲載されました。
Suzuki-Yamanaka M, Ayusawa M, Hosokawa Y, Hirose N, Kanekoka K. Epidemiology of sudden cardiac death and sudden cardiac arrest with resultant disability during high school organized sport in Japan. Journal of Science and Medicine in Sport. Online First. 2022.
本研究では日本の高等学校運動部活動中に発生した急性心停止による死亡または後遺症を伴う重症例の疫学調査結果をまとめています。海外の報告とは異なり、日本においては(1)男性、(2)野球選手、(3)1年生において顕著にリスクが高いことが明らかとなりました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1440244022001839?dgcid=coauthor
※9月22日までオープンアクセス