2026年7月、セルビアのノヴィ・サドで開催された国際生気象学会「International Congress of Biometeorology 2026(ICB2026)」に参加しました。

ノヴィ・サドは、ドナウ川のほとりに位置する、穏やかで落ち着いた雰囲気の街です。街中には歴史的な建物や緑豊かな公園が多く、ドナウ川沿いでは多くの人々が散歩や食事を楽しんでいました。学会期間中も、ゆったりとした街の空気を感じながら過ごすことができました。

今回の学会では、国立研究開発法人国立環境研究所 気候変動適応センターの大山剛弘先生とともに、SNP(学生・若手研究者)のさまざまな活動にも参加しました。SNPのメンバーは非常に積極的で、研究分野や所属を越えて活発な交流が行われていました。特に南アフリカから参加したメンバーたちはとても明るくエネルギッシュで、研究の話だけでなく、それぞれの国の文化や大学生活についても語り合い、楽しい時間を過ごすことができました。

ポスター発表では、海外の研究者から多くの質問やコメントをいただき、今後の解析方法や研究の発展につながる有益なアドバイスを得ることができました。異なる研究背景を持つ方々と直接議論することで、自分の研究を新たな視点から見直す貴重な機会となりました。

また、学会期間中には、International Journal of Biometeorology(IJBM)の編集に携わる先生ともお話しする機会があり、論文投稿や研究成果の発信について意見交換を行いました。国際誌の編集に関わる研究者から直接話を伺えたことは、今後、研究成果を国際的に発信していくうえで大変有意義な経験でした。
学会晩餐会では、参加者が一緒に食事をしながら、研究やそれぞれの国での生活について語り合いました。ちょうどサッカー・ワールドカップの準決勝が行われていたため、参加者たちはスマートフォンやパソコンで試合を観戦していました。得点のたびに会場のあちこちから歓声が上がり、国籍や専門分野を越えて一緒に盛り上がったことも、今回の学会で特に印象に残った思い出の一つです。

ICB2026への参加を通して、最新の生気象学研究について学ぶだけでなく、世界各国の研究者や学生とつながり、多くの刺激を受けることができました。今回得られた意見や新たなつながりを、今後の研究活動と国際的な成果発信に生かしていきたいと思います。
D2 徐松林
